2023年4月
さそり座の(を撮る)男
いいえ私はさそり座を撮る男~♪
久々の遠征だったが初めての低空10°以下のドン曇り。
いつもは漆黒の素晴らしい星空なのに。。。自宅よりは良いけれど。
L,Rはなんとか撮れてもGとBがボツとなった。
ボツにならない様にLLLRGBの巡回で撮影したが、それでも
GBは2枚だけまとも。PixInsightは3枚以上ないと受け付けないので
結局Lだけのモノクロ写真となった。
んー来月の新月期に期待しよう。
レンズ:APOSONNER T2 135mm F2をF3.5で
カメラ:ASI 6200MM L:5minx18=1hr 30min
SIGMA Art40mm F1.4 をF3.5で
カメラ:ニコンD810A
ISO1000 2minx36枚=1hr 12min
左下のマゼンダ+緑は撮り始めの地表付近+雲の影響
右下のマゼンダは撮り終わりのどす黒い低空の雲の影響と思われる。
素材がダメなので画像処理はパパっと済ませて来月に期待することに。
ちなみに宙ガールに久々に出会ったという。
M106と周辺の銀河たち
この季節は銀河ですねー
しっかりトリミングしましたが、そこは6100万画素を生かし
デジタルビームじゃなかったズームのBIN1。
淡い物ではBIN3ですが
M51の時のようにBIN3でもよかったかも。
ピクセル等倍表示だと意外と大きかったし
何より強調しても破綻せずにガンガンいけたから。
今書いていて重大な事に気付く。
このブログではピクセルが面積比で1/10に縮小表示されるので
大きくトリミングしない限りはBIN3でも拡大率は同じ。
次からはBIN3で撮ろう。
BIN1だと光量不足で淡いところの描写が悪い。
TOA150 645F 1085mm
ASI6200MM G100 -10℃
L :5分x27枚 R,G,B:5分x各13枚 TOTAL 7.6時間
フィルター:ANTLIA V-Pro Φ50mm枠無し
R,G,Bは曇られて良くなかったので多めに撮った。
PixInsightは使えない画像だけ除外してくれて少し曇られても
良い感じで使ってくれるらしい。
位置合わせも自動で極めて精度が高い。
TOA150は1100mmと淡い星雲狙いだと35RCで770mm
銀河だと少し短いが高画素カメラとの組み合わせで
どちらも狙えて良いと思う。
M101 Lフラット画像の違い
最近の数個の対象すべてのL画像がまだらになり
仕方なく背景を切り詰めたり、暗くしたりしていた。
Lだけおかしく納得いかなかったので、Lフラットを撮り直した。
自己流フラット撮影法
ポリ袋を1枚に切って写真のように刺繍に使う竹の輪に取付。
星だけ映らないようにするので薄いのが良い。
ライトフレームとすべて同じ設定で撮影する。
PivInsightの場合は最低3枚ないと処理してくれない。
3枚は少ないようだが、以前ステライメージで1枚と他枚数の
比較実験をしたが、結果は同じだったので
それ以来はPixInsightの最低3枚で撮影している。
欠点は時間がかかることだけ。。。だけっていえど撮影時間が
犠牲になる(涙)
昨日までのLフラット補正はこれだ
対して、撮り直したもの
上下ともに撮影方法は全く同じ
違いは月明り有が上、無しが下。
もっと早く撮り直せば良かった。
Lは透過率が良いので微妙なのも拾うのかと勘違いしていた。
M63サンフラワー銀河
15年ぶりの対象です。
BIN3の感度UPがマイブームだけど1085mで小さい銀河は
BIN1でデジタルズームがいい。
撮影時の画像を見てBIN1って暗っ!っていう印象が。
まぁ淡い対象じゃないので良しとする。
面積比で1/56にトリミングとなる。
TOA150-645F 1085mm F7.2
ASI6200MM BIN1 -10℃ GAIN100
L:5minx11 R,G,B各5min x4 TOTAL 1hr 55min
実はフィルターをφ50.3枠なしのテストをしてみたかった。
M48はガラス径が46mm,有効コーティング径が45mm
これをセンサーに近づけるために枠を外して周囲に2mm幅の
テープを巻き付けM48(ねじ内径47.3)にはめ込んでいた。
今度はM48ネジ内径一杯がフィルター有効径となりケラレない。
もちろん実写でも確認した。
追加でHaとOⅢの3nmを買った。
SⅡはSAOしないかぎり滅多に使わないのでZWO純正を使う。
LRGBセットとナローバンドがほぼ同じ価格なので躊躇した。
全部揃えると30万するので、ちょっとね。
クロマとか丼買うこと思えば、まだまだ未熟だけど
一般庶民が持てる最適解だろうね。
OⅢでのゴースト問題は
完璧求めるならクロマ丼を買えとこのメーカーは言ってる。
最近のコメント