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2023年8月

白鳥座サドル

Photo_20230830184301

S2,Ha,O3の3nmのみで仕上げました。

LRGB撮るも月明りが激しくてフラットの偏りが激しすぎて。

BIN1ですがモニターで写す程度では6100万画素はそもそも

デジタルズームで切り取る用途以外は不要だと。

次回からは画面一杯に広がる対象はBIN3で撮ろう。

ε180ED ASI6200MM BIN1 -10℃ 

S2,Ha.O3 各5分x5枚 75分

 

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ε180EDの光軸 最終調整なるか

ということで早速の試写です。3秒露出です。

BIN1とBIN3の違いをご覧ください。

まずはBIN1

Bin110

Bin1

 

次にBIN3

Bin310

Bin3

画像は周辺減光とレベル調整のみ行いました。

露出は3秒です。

 

ようやくイプの光軸調整ループから脱出できました。

私の場合、要約すると以下のとおりでした。

1.接眼部は周方向で傾いていたのでシムで調整した。

2.斜鏡のセンターマークはずれているので打ち直した。

3.主鏡を外し代わりにセンターマークが入った透明板を設置し

  センタリングアイピースと十字線チューブを覗きながら

  1,2,3のセンターが一致するように調整する。

  最初に斜鏡の高さ、次に回転は済ませておく

4.斜鏡と接眼部が正確であれば主鏡の調整は簡単

5.カメラのスケアリング調整をする。

  レーザー光による調整は星空工房の部品で簡単に出来た。

  撮影しながらの調整は出来るが暗い中、困難を極めるので

  事前にレーザー光と鏡による調整を済ませておけば

  撮影しながらの調整は不要。

6.鏡筒、カメラそれぞれ光軸とスケアリングを合わせておけば

  再現性による安心感は非常に高い。

 

 

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再度のセンサースケアリング

bin1ではイマイチの星像だったので再度センサースケアリング

調整をしてみました。

bin3では点像でも6100万画素のbin1とは厳しさのレベルが違う。

Img_3160

Img_3150

Img_3152

Img_3155

Img_3157

Img_3158

今度はレーザー先端に円盤を付けたので視認性が上がった。

これでセンサーのスケアリングは良いと思う。

 

 

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星空工房ZWO EFW用スケアリング調整アダブター

ε180の光軸は上手く行った。

残るはカメラ本体のスケアリング調整。

本日、星空工房しばたさんから到着した新兵器です。

最大の特徴は『カメラを付けて撮影しながら調整できる』が売りです。

光路長も高橋でぴったり合うように設計されています。

 

暗闇では微調整で済むように、鏡筒に付ける前におよそのスケアリングをしました。

屋内レーザーで調整です。

Img_3111

Img_3112 

Img_3110

1.鏡を置いてレーザーを当てレーザーコリメーターの中心付近に反射するよう調整する。

2.鏡を除けるとセンサーから跳ね返った光がレーザーコリメーターのどこかに

  照射される。

3.再度鏡を置いて2とおよそ同じ位置になるようにスケアリング調整アダブター
  で調整する。

4.鏡は置いたままでレーザーコリメーターの穴にレーザー光が来るように

  レーザー側を調整する。

5.鏡を除けてセンサーからの反射光がコリメーターの穴に来ているか確認する。

6.鏡を置いても、除けても同じ位置にレーザー光が来るように3~5を繰り返す。

※レーザーコリメーター自体の光軸調整は反射光を見るだけなので不要です。

 回転させないので。

 とまあ、こんな感じです。

 

レーザー光は開口を絞っているので少し暗くセンサーからの反射が真っ暗でないと

分かり難かった。

なのでカメラを傾けて反射される長方形状に配置される点は見えなかった。

センサーやカバーガラスからの複数個の反射された点は良く分からず

一番明るいのが一個、というか暗いのは見えなかった。

 

スケアリング調整なしで、ほぼ点像だったので調整なしで済むと思いきや

センサーの短辺方向に傾きを調整した。

 

なので逆に怖い。笑

 

カメラマウント接続ではなくM57ネジでしっかり固定されるため

ガタはでないが、カメラマウントも0.1mmの銅テープを挟んで

ガタは出ない様にしている。(つもり)

 

さあ、星がでたらテスト撮影だ!

 

 

 

 

 

 

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sh2-157もう少し真面目に処理

前回のsh2-157の上部の緑がやっぱ変。

今回は数日前に撮ったHa,S2,O3をブレンドして

さらに星を控えめにしてみた。

Sh2-157_20230825194001

上半分も大きく表示してみよう。

Photo_20230825194001

BIN3で切り取っても全然OKな感じ。

ブログの画面は強制的に縮小されるので勿体ない。

 

 

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ε180光軸調整後の試写

Sh2-157

SH2157を試写しました。

少し原因が分かった気がします。

 

1.接眼部が円周方向に傾いていた。

 これはセンタリングアイピースを差し込み回転させると分かりました。

 0.6mm程度の挟み物をした。

Img_2960_20230823125901

2.主鏡を底から固定しているボルトの締めすぎによる星像の悪化

  レンチを使わず指先で締めました。

  従って横方向のズレ止め効果は兼用できなくなり

  写真のレンチが刺さっている円柱3カ所のイモネジのみで固定です。

  従来はスライド出来るように非常に緩く締めていましたが

  それでは主鏡が動くようです。

  何度も試写や日にちを変えて、主鏡センターマークを確認しています。

  このイモネジ固定で主鏡が動くようであれば

Img_2883_20230823125901

主鏡の周囲に配置された長方形のパッドの締め付けを調整しながら

星像に影響がでない程度に締め込みます。

 

現状は、その調整がされておらず撮影のたびに主鏡の光軸調整を行っています。

Img_3085

4隅はかなり改善されました。画像が悪いですね。

Photo_20230823125901

周辺減光も均一です。4隅で60%程度の減光です。

フラット処理は非常に簡単に合います。

 

Img_3090

遠征用機材をステッピングモーターに変更しました。

ベルト駆動で、自動導入速度は1200倍程度です。

ハンドコントローラ―での移動は半分の速度となります。

 

コントローラは、マチナカリーモート天文台のALTHIBA4です。

プーリーは60,40T ベルトは2GTの6mm アマゾンで購入です。

安いだけが取り柄のプーリーの揺れが酷く周期的にケースに

干渉するので寸法変更して3Dプリンターで製作しました。

 

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