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2023年10月

M78とバーナードループ

月夜に撮ったものと月が沈む朝3時から5時にかけて

撮影したものをコンポジットしました。

フラット補正がかなり楽になりました。

M78

次にBIN1の高解像度を生かすべくM78をデジタルズームです。

M78_20231026123001

十分な露出の場合、PixInsightで暗いまま明るくなるまで

アークサインストレッチすると黄色い輝星が内部オレンジ色

外淵が赤色にストレッチされ過ぎるので、少し掛けて

その後STFでストレッチすると丁度良い事が分かった。

 

(撮影データ)

ε180ED f=500mm

ASI6200MM -10℃、BIN1

LRGB:5分x59枚=295分(4時間55分)

Img_3528

乾燥空気穴位置が上過ぎたので、先端にポコを付けます。

朝起きると主鏡が曇っているので気になって作りました。

撮影終了時に乾燥空気を停止してるので、何とも言えませんが。

 

 

 

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LDN1495

Ldn1495_1

BIN1は9545x6366だけど解像度をモニターの2560x1440へ

落とす。

ココログでは更に1600x1600以下に低下する。

1枚116MBもある画像を120枚近く撮影して

すぐにSSDは満杯になるという無駄無駄無駄とディオに連呼されそう。

バックグランドの色は濃紺で透明感は全くないのが残念すぎる。

(撮影データ)

ε180ED F500mm

ASI6200mm -10℃ BIN1 ANTLIA LRGBフィルター

L:5分x58枚 RGB:5分x各20枚 TOTAL:9時間50分

自宅ポンコツ天文台にて。

 

 

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白鳥座サドル NGC6910

Ngc6910_sadr_preview01

この領域は星が綺麗ですね。

Ngc6910-sadr

ε180ED F500mm

ASI6200MM BIN1 -10℃

LRGB:5分x100枚 TOTAL:8時間20分

赤一辺倒というイメージがありますが

よく観察すると思いのほか星がカラフルですね。

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IC348~NGC1333

Ic-348-ngc1333__20231018203901

Ic-348-ngc1333_20231018203001

Ic-348-ngc1333__20231018204001

 露出時間しっかり掛ければ自宅撮影でも良いなどと思ってしまう。

しかし満天の星空は捨てがたい。

加えて、遠征用に赤道儀作ったけどね。。。

ε180ED F500mm

ASI6200mm ANTLIA LRGBフィルター

BIN1 -10℃ 5分x137枚 TOTAL:11時間25分

 

 

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光軸調整済ε180EDによる初のアンドロメダ銀河(自宅)

口径180mm F2.8と6200万画素の組合せは

光軸調整,フラット処理等、全てにおいて

難易度の高さを思い知らされた。

画像処理は半日もかかった。

イヤイヤ私の知識&技量不足のせいだろう。

M31_20231016165301

せっかくのBIN1なので中央部をクリップして拡大する。

気持ち的にはピクセル等倍で表示させたいが@niftyの

解像度が1600x1600らしい。

M31_20231016165201

ε180ED F500mm

ASI6200MM FILTERS:ANTRIA

L:5minx17枚 RGB:各5minx6枚 TOTAL:175min

近場に遠征に行く予定だったけど、女心と秋の空だったよ。(笑)

 

さて、光軸調整はタカハシのセンタリングアイピースと

キャッツアイのオートコリメーターINFINITY XLKを使った。

タカハシのセンタリングチューブ&アイピースでは70点が限度。

オートコリメーターとの併用で85点というところ。

とは言え、接眼部が鏡筒中心に向かい高さも正確であることが前提。

写真に残そうとしてもオートコリメーターの覗穴が奥まっていて

主鏡マークにピントが合わないので諦めた。

オートコリメーターでの調整方法はメーカーページと

他の2名の方法の良いとこ取りで行った。

Img_3511

右上の自動センタリング延長筒はタカハシのアイピースホルダ

同様に光軸調整では傾いたまま締まる可能性があるので使えない。

右上のSVBONYの延長筒は長さが45mmで気に入らない。

内蔵の締め付けの銅リングも不要。

60mmのを注文して50mmに旋盤でカットする。

写真の締め付けネジは全て外し薄いテープを巻き付けて

にゅるっと入る様に嵌め合いを調整するのが目的。

Img_3509

Img_3512

Img_3510

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sh2-155

Sh2-155_

久しぶりの投稿です。

最近ずっと光軸調整をやっていました。

で、光軸調整にようやく兆しが見えてきました。

今宵は最終兵器で臨みます。

Img_3490

Img_3491

週末遠征に向けてのBIN1とBIN3のテスト撮影でした。

BIN1は少しざらつきは有るものの画像処理でBIN3と

同等な感じに持って行けた感が有って、であればBIN1はと

クローズアップ出来て良い気がして。

ビニングごとカメラの回転角ごとにフラットが必要となるので

悩ましいところですが。。。

 

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ε180EDの光条が増えた!(笑)

Sh2155_20231008030601

SH2-155 BIN1の中心部切り抜きです。

フラットが丁度良いのが無くて、霞がかかったようです。

それは置いといて

ε180EDの光条は45度だけど十字が増えました!

なんか光条が8本も有るとキラキラした感じでキレイです。

Img_3473

この斜鏡に書いた十字による影響なのでしょう。

これしか思い当たらないけれど、こんなんで?っていう。

 

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ざけんじゃねぇー! と自分に言う。

Ngc7000_1_20231003201301

今回は画像が無いのでこれでも貼っておく。

 

βSGRの最初と最後の1mmは魔のゾーンなので、それを避けるべく

思いはあったが可動範囲6400ステップ(4mm)でピント位置が

540ステップと来たもんだ。

思いっきり1600ステップ(1mm)入ってる。笑

イヤイヤイヤ、また光軸調整かい!っと自分に怒りつつ調整した。

主鏡は2mmのジャッキupだから、この程度は調整範囲として必要。

ならば斜鏡を全体的に嵩上げするしかあるまい。

ボルトを3mmネジ込み、接眼部を3mm程度上げる様に

センタリングアイピース、斜鏡、主鏡ゲージの十字線を合わせて

調整完了。今回は1時間で終わった。

 

斜鏡の十字線と主鏡ゲージがあれば、簡単に光軸調整出来る。

以前は斜鏡のセンターマークと主鏡のセンターマークを合わせて

斜鏡の傾きや高さなどは確信無かったが、この3つの十字線を

合わせる方法で確実に光軸を合わす事に簡単且つ自信を得る事が出来た。

めでたし、めでたし なのである。

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ノォーッ! 奈落の底へ落とされる。

と、まぁそんな気分だ。

せっかく苦労して光軸調整するも主鏡ケース固定ネジ(引ネジ)を

締めるのを忘れてテスト撮影していた。

ピントが出なくて可笑しいとは思ったが。。。

最悪主鏡を落とす事に繋がるので要注意だ。

その後ネジを締めて撮影するも星がイビツで4隅が伸びてる。

センタリングアイピース糸十字で確認すると大きく狂っている。

仕方なく1から光軸調整を行なった。

前回は6時間掛かったが、今回は1時間30分で終わった。

接眼部の位置や傾きから全て調整した。

 

これはBIN1 両上隅の星が伸びている。

まぁ70点てところだろう。

Img_3438

 

これはBIN3 これだとほとんどわからないレベル。

Img_3439

 

 

Ic1396-bin3

フラットが合っていないがBIN3

 

Masterlight_bin1_9576x6388_exposure30000
こちらはBIN1

Elephants-trunk

Bin1 だとピクセル等倍で、こんなに拡大できるのが良い。

しかし星が全て三角になっている。。。orz

これは主鏡ケースを横方向から触れ止めしている3本のイモネジを

締め過ぎたのが原因だ。締めすぎは言い過ぎだが軽く締めた。

理由は主鏡がズレるから。

これは諦めて撮影の都度、主鏡の調整をする事にした。

主鏡の調整は簡単だからね。

 

次にカメラが結露する様になったなので乾燥剤をレンジで復活させた。

500W 2分で行なった。素手で乾燥剤を摘むという雑な作業だ。

レンズじゃないのでおk、という事に。

今のところ結論しなくなった。

最強のモレキュラーシーブ3Aを加工して挿入と思ったが

純正をレンチンでいけたので良しとした。

オーブンじゃ無くてレンジなのは内部から分子運動にて水分を放出

させたかった為。文献によると300℃で真空引きなどで再生するらしい。

従って、ただ加熱しただけでは不十分に思えてオーブンより

電子レンジで内部から分子運動させて放出するイメージ。

これは妄想である。笑

 

Img_3440

これは今日撮影したもの。星は丸くなって両上隅の伸びは

若干マシになったように思う。

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斜鏡の植毛紙張り替え(光軸調整が大変)

前々からやりたかった植毛紙の張り替えと

斜鏡の十時線入れ。

Img_3423

こんな感じで劣化していて手が真っ黒になる。

 

Img_3422

植毛紙を剥がすのは結構難儀した。

 

Img_3421

これを取付けて調整するため朝5:30起きで13:30までかかる。

Img_3419

昨日の調整結果に納得が行かず再度斜鏡を外し十時線を再度入れ直した。

全ての十字線が一致せず僅かにズレているのだ。

 

Img_3412

これを主鏡の代わりに設置して光軸調整した。

 

Img_3416

センタリングアイピースを覗きながら台座を上下左右に動かし

調整可能範囲を超えたので接眼部台座にライナー調整した。

 

Img_3417

これはセンタリングアイピース糸十字と斜鏡十字線と

主鏡のダミー十字線を合わせた所。

斜鏡の回転、傾きを目視する為に斜鏡十字線を入れたのが

今回のメインである。

 

Img_3418

これはセンタリングアイピース糸十字を45度回転させて

スパイダーと合わせた所。

若干のズレはあるが誤差の範囲と言い聞かせ、気にしない。

 

Img_3415

Img_3420

レーザー光も糸十字,斜鏡十字線及び反射された十字と

ピッタリ一致している。

今回は6時間かかった。

これでダメなら理論は破綻することに

ポンコツ理論だったりして。。。orz

 

そうそう、接眼部の直行性を確認するためβSGRを動かしながら

レーザーコリメータの反射ポイントをチェックした。

可動範囲は0から4mmである。

0〜1mm は大きくポイントがズレ、1〜4mmまではズレない。

逆方向では4〜3mmで大きくズレ、3〜0mmまではズレない。

正逆共に初動の1mmがズレるようだ。

従って接眼部の直行性は確保できているがβSGRに難ありの

結果となった。

従って中間の2mmをデフォルト位置とし、そこを中心にフォーカス

する事で解決出来そうな感じである。

 

残すは実写のみ。BIN1で。

 

 

 

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