2023年12月
IC342 6時間でも淡いよぉ~
『美しさがタマラナイ』に魅せられて撮ったはいいが
淡い淡い。笑いが出そうなほどに。
お手本とは程遠い結果となった。。。orz (懐かしの絵文字)
ε180EDのたった500mmでも6200万画素のBIN1
ピクセル等倍表示でデジタルズームでドンッ じゃ-!
っと思ったのが甘々だったのか。
咥え、いや加えてF2.8で6時間だからイケると思ったのだか。。
詳細な黒いシワシワ模様がたくさんクレクレタコラなのでした。
ならば、もっと露出を増やすか或いは
TOA150でイクイクぅーとか考えているが、F7.3だから
どんだけ時間が掛かるんよと躊躇している。
20数キロあるTOAを胸の高さまで上げるたびに
脳の血管がきれそうだ。(笑)
相変わらずの美しい仕上がり。
ε180ed専用光軸調整部品。
右は従来の物。
柴田さんに作って頂きましたが、相変わらずの高精度&仕上がりの
美しさに見惚れてしまいます。
今回は継ぎ目のない物とし、オートコリメーターおよび
センタリングアイピースを現物合わせとし
隙間ミニマムで製作していただいた。
この状態でオートコリメーターを差し込むと自重でゆっくり沈むと言う
高精度な仕上がりです。
この度は主鏡のセンターマークを1番大きい物と交換しました。
すると焦点位置より10mm程度長くしないと反射像の大きさが一致しないのと
センターマーク大だとタカハシのセンタリングアイピースで
主鏡位置を調整する際にマークとの隙間が少ないのできっちり
センターに合わす事が出来ます。
今までの、何となく真ん中じゃねって言うのが無くなりました。
で、まずはタカハシのセンタリングアイピースと糸十字にて一般的な調整後
オートコリメーターのオフセット穴で斜鏡の調整
差し替えてセンタリングアイピースで主鏡の調整をします。
これを繰り返しながらオートコリメーターのセンター穴で
主鏡マーク4つが重なっているのを確認して終了です。
まだ今回のは使っていませんが現状では90点レベルの光軸となっています。
センター穴からの主鏡マークはきっちり重ならないままです。
今回の治具を使ってどうなるのか楽しみです。
馬頭星雲リベンジ
リング状の落ち込みが解消されて馬頭星雲をリベンジす。
今回PixInsigntでドリズルもやってみたがディザーガイドしていないので
色は緑のままであった。
スケール2なので面積で4倍、BIN3で50MBが200MBとなる
BIN1が100MBなのでなんか微妙。
最低15枚必要とメッセージがでたが、そのまま強硬した。
その辺の盈虚は大いにあるだろう。
解像度でいう所のBIN1.5となる。
確かにピクセル200倍でも微光星まで丸いけど
星雲部分については差異は感じなかったのでBIN3のままで
処理した。ちなみにBIN3に加えてドリズルBIN3というファイルもできる。
PixInsigntのGHSを使っていたが、直感的で扱いやすい印象だった。
ε180ED F500mm
ASI6200MM -10℃ BIN3
L:5分x36枚 RGB;5分x各11~12枚
ε180ED巻き付けフードを外して撮影M42
スルーされているが前回の記事は、かなり有用な情報で
同様に困っている人が居るだろうと思ったが、まぁいいや。
近くの街灯以外に月夜でも同じことが言える。
PixInsigntでABEすら掛けていない。
M42の真下に写ってるNGC1999です。
BIN3でもここまで切り取れます。
ε180ED F500mm
ASI6200MM BIN3 -10℃ GAIN100
ANTRIA Vpro FILTER
L:5min 36枚 RGB:5min 各12枚
一昨日のリング落ち込み付き馬頭星雲をリベンジ撮影中です。
朝4時まで6時間の放置撮影で月は出ているけど
このM42を見てわかる様に、この程度の画像処理では
影響は少ない様だ。
PCの待ち時間を除き30分から1時間程度で画像処理を終える。
もっと時間をかけて丁寧にしようと思いつつ
スキル不足にてPixInsigntだけでは、やる事が無いという。
輪っかの原因が分かったどーっ!
輪っか状の落ち込みは街灯による影響かと思っていた。
確かに街灯が無く真っ暗な所では影響が出ないのは確か。
たしかε180EDを使いだした頃は同露出時間星空フラットが
ばっちり合って、画像処理がとても簡単だった。
ところが、いつからかフラットが合わなくなって何度も撮り直した。
その差は何なのか考えてみた。
私の推論が当たっていればという思いを胸に
フラット撮影、試写にM42を撮ってみた。
これはL画像のみを強調したもの。
強調しても輪っかが一切出ない。
原因はフードだった!
光害による光の回析現象だった。
なので自宅撮影時はフードは付けない。
このM42で実証された、これでもう悩むことはない。
フード無しでも乾燥空気を斜鏡と主鏡に当てる事で
曇らないことも実証できた。
乾燥剤はシリカゲルの青を1L、ポンプはキューリン・ハイブロー
C-8000、内径φ5mmのシリコンチューブを使っている。
さてM42を処理しよう。
馬頭星雲周辺
ε180EDでは初の馬頭星雲。
自宅撮影に付き、街灯の輪っかが出ない程度に
画像処理は緩くしてナチュラルに仕上げました。
イヤイヤ思いっきり輪っかが出とるやんけ!!(笑)
BIN3ですが切り抜きしてデジタルズームです。
webで表示されるだけで楽しむならbin3でも十分な気がします。
デジカメだと4ピクセルで一つの色を表現しますが
モノクロは1ピクセルをLRGBまたはRGBという3又は4ピクセルで
一つの色を表現するので、同じピクセル等倍でも雲泥の差が
出て当然だと考えています。
4隅の星像はオートフォーカス時にbin1で確認していますが
今まで70~75点でしたが
今回は80点という所で、まずますでした。
星の美しさも大切にしたいので、ノイズ処理以外は何もしていません。
露出が十分で欲を出さなければ、楽でいいですね。
ε180ED f=500mm
ASI6200MM BIN3 -10℃
L:5min x 36枚 RGB:5min x 各12枚
TOTAL:6Hr
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