2024年5月
月並みなM51でも撮ってみた。
iPadでは画像が明るくて、暗くしました。
銀河メインのTOA150もそろそろ終いが近づいてきた。
1100~840mmで使ってるが、何年も待った645レデューサは
ε180EDの購入から、思ったほど使用頻度が少なくなった。
ε180EDの500mmとASI6200の組合せだとデジタルズームで
カバーできてしまうからです。
もちろんF7.3からF5.6と明るくなり、周辺減光も気にならないのは
とても有難いのではあるけどね。
自宅で撮るので時間は十分に掛けられるし
撮影、撤収も蛇腹式のアコーディオンを開閉するだけでいい。
いつも夢の中で撮り終わるとHP位置に戻ってる。
子午線越えは失敗する事があるので、そこまでは頑張って起きている。
なので35レデューサーは全く出番が無くなった。
周辺減光が大きいからね。(フラットで補正は出来る)
TOA-150 645フラットナー
ASI6200MM L:5分x42枚 Hα:5分x18枚
RGB:5分x各10枚 TOTAL:7.5時間
HαはSXTでM51のみ抽出し、赤が強く出過ぎたので
PIのNBRGBスクリプトでSCALE:0.4に抑えた。
さそり座 IC4592 青い馬頭星雲
子午線越えで最近頻繁に起こるフィルターホイールの未接続。
ON-OFF-ONすると直りますが、一昨日は爆睡で
子午線越えから朝まで動かずLフィルターのままでした。
RGBは各3枚しか撮れておらず、カラー化するも厳しい感じ。
加えて以前撮ったFLATが全く合わず、昨晩RGBの前に各5枚
づつ撮り直した。645レデューサ用のBIN3で撮ったはずだけど
ひょっとして645フラットナー用だったりして。
FITSデータで分かるかも。
撮り直したフラットだと非常によく合った。
撮影と全く同じ条件でフラット撮るので、時間が掛かるのがデメリット。
なかなかLED板フラットに踏み込めずε180EDの光軸調整用の照明になってる。
安物のウイスキーの様な下品なイメージとなった。
カメラを回転して840mmで出来るだけ入れようとした構図も
良くない。馬頭のアゴから上という感じだろう。
馬頭というよりイカの塩辛に半分なりつつあるイカという感じ。
TOA-150 645レデューサ F5.6 840mm
ASI6200MM L:5分x36枚 R:5分x18枚 G,B:5分x17枚
合計露出時間:5時間40分
さそり座アンタレス付近 IC4603
まだまだTOA-150を楽しみたい者としては
クローズアップでも撮りたい。
ε180EDに移行すると、また暫くは使わなくなるので。
6200MMのカメラとフィルターがもう1セットあれば
良いが、そんな贅沢をする余裕はないから。
それでなくても女房には1/15以下の金額で申請しているのに。
久しぶりにBIN3で撮ったけど感度いいね!
画面に現れたときの印象がまるで違う。
TOA-150 ASI6200MM
FILTER:ANTRIA Φ50枠無し
BIN3 gain100 -10℃
LLLRGB 5分/1枚で合計3時間
今宵は645レデューサ840mmにF5.6に変更して
青い馬を狙ってみよう。
ANTRIAのフィルターはナローと共にゴースト出なくて
なかなか良いよ。
オカラ工事が得意な中国だけどDJIドローンと
このフィルターは良いと思う。
これでNGならクロマかドンを買ってくれって書いてあるのには
笑った。
M57の花びら
M57の花びらが見たくては眼視できる明るい対象だと
言うのを忘れて撮影しました。
中心部が露出オーバーとなりました。
私の画像処理技術では何をしても見せられる物にはなりません。
輝度を落とせば本来のM57となりますが、その画像をはめ込むのは
個人的に納得して楽しむのとは違う気が。。。
なので、HDRのための多段階露出が必要でした。
対象が小さいので今回もBIN1のデジタルズームで
ピクセル等倍表示してみたつもりです。
TOA-150+645フラットナー 1085mm
ASI6200MM BIN1 gain100 -10℃
Hα:5分x71枚 LLLRGB:5分x各6枚=36枚
合計露出時間:535分(8時間55分)
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