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2024年6月

iOptron AZマウントプロ バッテリー交換

バッテリーが1時間程度しか持たなくなって

外部電源で使っていましたが18650バッテリーが有るので

古いバッテリーから充電回路だけ取って再利用しました。

組立後テスターで測るとバッテリーの端子電圧が0Vなんです。

バッテリーは12V有りますが充電回路からの電圧が0V。。。

Img_0335

なかば充電回路はいいや、直結で! と思ったものの

写真の様に差し込んで、ACアダブターを繋いで

 

『バッテリーに12Vを掛けてやる』

 

これをすると充電回路が起動しバッテリーから12Vが流れる。

バッテリーから充電回路を外すと、回路がリセットされるようです。

 

バッテリーを充電回路を再利用で交換しましたという記事は見たものの

この情報は無かったですね。

どうされたのでしょうかね? そこは言わない(笑)なのか。。。orz

まぁ、めでたしめでたし でした。

 

 

 

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LUNT50/65改 x0.75レデューサーを試す。

Sun-10rc

これが

Sun-075rc

こうなります。

良いじゃん! サイトロンx0.75レデューサー

しかし気持ちが抑えられず、ジーナMが中国から輸送中。。。

73700円が57425円で買える。

ペイパルレートが164円/ドルと7円も高いのが気に入らないが

安全安心PAYPALなんで。

要らんかったかもジーナM orz。。。

Img_0323

LUNT50は絞りを71からΦ65mmに変更した。

気持ち明るさのムラが減ったかも?

そしてサイトロンx0.75レデューサーを使ってみた。

Img_0321

これは、カメラ付属の延長管無しで付けた場合は

倍率に変化が無いので要注意です。

説明書は一切ありません。

また延長管の長さによって縮小率が変わります。

カメラと同じネジサイズのUV/IRフィルター管を最初に

カメラに取付る必要があります。

そのあとは1.25インチの一般的な延長筒でネジが合います。

写真はUV/IRフィルター管が2mm、延長筒が20mmの光路長となります。

これでx0.81倍となりました。

 

センサーからレデューサーまでの距離の説明書が必要ですね。

箱書きに『F5-F6のアクロマート鏡で電子観望をするのに

適しています』とだけ書いています。

アポは使っちゃいけないの?とかF7はダメなの?とか思っちゃいますね。

何故なのか理由を言え、理由を!とか思っちゃいます。(笑)

高橋のなら必要だけど、電子観望レベルなら お好きにどうぞ

って言うことなのかな。

 

で、肝心のピントがあと2mm奥で出ない。。。

旋盤でサイトロンレデューサーを2mm削りました。

フィルター溝は2周程度残っています。

まぁ、フィルター溝は使わないけど。

っていうか、ジーナMが来たらレデューサー使わないとか?

なんというかレデューサー着けると明るさのムラが

若干マイルドになったような感じがする。

しかも明るい部分が中心に来ているのが良い。

Sun4_reg_mono

Sun4_reg_

もう少し上で撮れば明るさのムラが均一になったようだ。

とすれば、ジーナM+サイトロンx0.75レデューサーが

ベストの組合せになるかも。

 

ちなみに双眼装置での眼視はΦ65に絞ってもΦ76のままでも

そんなに違いは分からない。

雲が無い太陽ではΦ65が丁度いい明るさかも?という気がした。

F7.7で像がクッキリ! っと脳内変換しながら見ました。(笑)

 

 

 

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太陽画像のトリミング

昨日ビクセンの2xバローレンズセットにSEDNA-Mを差し込んで

LUNT50/ボーグ76改で撮影した画像を一部トリミングしたものです。

1/1.8インチの小さなセンサーですが650万画素あるので

デジタルズームしてクローズアップで結構見れます。

20240618-sun3_r_zoomgigapixelstandardsca

明るさのムラがなくて、欲しい所を切り取りました。

ムラはプレッシャーチューニングの度合いで変化するのが確認

出来ましたが圧力最大(一杯にねじ込んだ位置)が最も

ダークフィラメントや彩層が浮き出るので、それを犠牲に出来ません。

Img_0315

フラット撮影も出来るように段取りだけはしましたが

経緯台(IOPTON)は追尾精度が悪く徐々にずれてゆくので

たった1分でも手動ガイドが必要です。

(水平出しは、ほば良いと思います。)

 

サイトロンの0.75倍アイピースレデューサーも届きましたが

連日仕事そっちのけでやってると女房が良い顔しないので

今日は我慢して仕事します、今から(笑)

アマゾンの激安5倍バローが838円だったので買いました。

アマゾンレビューでは5倍出ないと激おこ星1つ評価でしたが

昨日UPしたCマウントバローと比較しても文字の大きさが

同程度に見えます。品質も今のところ悪く無さそうに。。。

いや、タル状に中央が膨れていますが机上の文字や線なので

まだ評価できません、実際に見ないと。

太陽で実際に見たいのですが、女房に絶対に怒られそうなので

我慢してネット情報を漁ります、、いや仕事します。

 

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太陽撮影における明るさのムラで悩む

明るさにムラが有るなんて知らなかったorz。。。

さすが初心者ですね。ネットやyoutubeで色々調べました。

影響の少ない所へシフトさせて撮るのが当たり前田のクラッカー

という事でした。

カメラまた替えるの?円安だし死蔵品にしたくないし。

それに高解像度で軽いので気に入ってるし。

APOLLO-M とか。。。いかんいかん

同じセンサーなのにZWOと特性が違うのは、お得意の。。。。

PLAYER ONE の方がHαの効率が20%も高い

同じセンサーなのに。。。。お得意の。。。(笑)

 

とりあえずサイトロンの0.75倍アイピースレデューサーを

買って安くしたい、貧乏人はつらーい のである。(笑)

20240618-sun1_r

これは明るさのムラが最小になるようにセンサー端いっぱいに

寄せましたが、まだムラの範囲に入っています。

次はビクセンの2倍バローに差し込んで撮影。

レンズだけ外してカメラに付ける方法とは違います。

20240618-sun2_r_20240618132701

トーンカーブで調整していますが赤で囲った所が明るいので

避けたいですがバローで拡大すると避けようがない。

20240618-sun3_r

カメラを回転させ写したい所に明るいムラが入らない様に

したもので、左側が明るいですね。

センサーサイズの大きなものに変えてイメージシフトさせるか

レデューサレンズで像を小さくして両像範囲にイメージシフト

させるか、諦めるかですね。

Img_0314

恐らくLUNT50の対物レンズに戻せば改善されるはずだけど

双眼装置で見てしまうと、元に戻れなくなります。

上の双眼装置についてるバローレンズはノズルを外して

直接取り付ける物です。

大昔にKYOEI産業で売っていました?

Cマウントバローレンズとか言う名前だったかな?

ググっても出てきませんでしたので何倍か分かりませんが

双眼装置に3倍バロー(ビクセンの2倍バローの先端部を外して使用)

で見たときの更に2倍ぐらいに見えました。(6倍相当?)

太陽全体のおよそ60%ぐらいが見えます。

倍率が上がるとボケるのですが、非常に良く見えます。

他は犠牲にしても良いという気持ちになっています。(笑)

Lunt50

これが最終決定した対物レンズの位置です。

Cマウントバローのお陰で基準位置より2.5mm短くすることで

双眼装置のピントが出ました。

これで全てのパターンのピントが出ます。

出ないのはSVの3-8mmズームだけです。

Img_0313

ついでにコンデジでコリメート撮影してみました。

やはりここでも明るさのムラが出ています。

P1110698

左の赤丸付近で撮ると良かったですね。

センサーサイズかレデューサーで太陽を小さくして

ムラのない位置で撮影するしか無さそうです。

 

 

 

 

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LUNT50/76改or怪

LUNT50のERFは2インチだけどエタロンは1/2インチ程度

しかない様に見える。

LUNT太陽望遠鏡の一般断面図がネット上に有るが

鵜呑みにしてはいけない。

覗くとエタロンのサイズに余裕が無くギリギリに見える。

流石にバラす訳にも行かない。

高価なエタロンを十分な余裕に設計するわけが無いだろうね。

エタロンの前後にリレーレンズが有り、何ミリリレーしているかは

センサーのピント位置より推察した。

Lunt50_76

上はセンサーのピントが出たので計算できる。

LUNT50と同じ光束になる様に対物に絞りを入れた。

下は相眼装置で実際にピントが出た位置を計測し作図とした。

但し、エタロン廻りやバローレンズの光束は当てになりません。

 

撮影時は上の図の位置、双眼眼視時は下の図となる様に対物レンズの

位置を変える。

上の図はLUNT50の光束に一致させてるので基準位置となる。

もちろん双眼装置でなければアイピースでピントが出る事が多い。

しかし単眼と双眼とでは別次元の見え方。

両目で見るので、解像度 コントラスト共に非常に良い。

但し上から1/3はプロミネンスが消えてしまう。

プロミネンスを中心に持ってくれば、はっきり見える。

ダークフィラメントや彩層は、どの位置でも良く見える。

BFのムラなのか?

 

20240616-sun2c

この写真でいうと左上部が明るい。

これもエタロンのムラなのか、仕方なくフォトショップのトーンカーブ

調整をした。

IMX178センサーの高さ方向一杯ので、位置を変える余裕が無い。

もう少しセンサーサイズの大きい物を購入するか

我慢して使うかしかない。

しかし画像処理のトーンカーブ調整に時間が掛かるのが嫌すぎる。

画像処理は時間をかけるほど変な方向に行くという

相変わらずの初心者レベルなので、もうね。

眼視メインであれば良いけれど。。。

 

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バンビの首飾り

先日のabell1656銀河団に続きスターグラウトです。

最近は太陽望遠鏡にどハマりしてますが

タカハシさんもヨシヨシしてあげてます。

 

天の川の中は非常に星が密集していて美しいです。

デジタルズームする必要がないのでBIN3で感度爆上げです。

3分のL画像が上がった時点で凄い星の数です。

Ic1283_20240615213901 BやGでさえもLと勘違いするほどの写りです。

 

右側が緑っぽかったので暖色にしました。

この領域は短焦点で撮るのが多いですが、敢えて1085mmとしました。

単にTOA150からカメラを外すのが面倒&この焦点距離で撮ったら

どうなん?って言うね。

画像処理されたのを見るよりN.I.N.Aで出てきたモノクロ画像を

見てる方がワクワクしますね。銀河団が寂しかっただけに。

 

TOA150+645F

ASI6200MM LLLRGB 5分で8時間程度だったと思う。

PIから10枚以上弾かれた。

薄雲でも良い感じにプラスにてくれるらしいPI

自分で弾くのは時代遅れと言われているけど

ドイヒーなのは自分で弾いてる。

 

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Abell 1656

薄曇りのなか、コツコツと撮りためています。

天気予報は曇りでも以外と晴れたりしています。

自宅でリモート撮影(自宅から事務所屋上)なので

好きな時に撮影できます。

ドン曇りで撮影失敗でも、ぐっすり眠れて

労力かからないのが良いです。

時間さえ掛ければ、遠征の空ほど美しくなくても

良く写るので、遠征するとすれば眼視メインとなりそうです。

Abell1656_zoom

Abell1656

時間をかけた割には銀河は感動しませんね。

ああ、こんなもんか で終わってしまいます。

画像処理もやることなくてもうね。

 

TOA150 645フラットナー 1080mm F7.2

ASI6200MM ANTRIA LRGBフィルタ

L:5分x53,R,G,B各5分x25枚 8h10min

PIで14枚弾かれて、この枚数。

 

 

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太陽望遠鏡LUNT76mod

アイピースをアイレリーフが19.5mmのビクセNPL 25mmに変えたら

とても見やすくなった。

f=500mmで見かけ視界50度のアイピースだけど全体がスッポン入って

丁度いい大きさに見える。

また最近は死蔵品ばかりの購入だったので無駄金ばかりだったが

在庫限りの特価品で大当たりと言うね!

性能も良いのか、フィラメントやプロミネンスもクッキリ!

なんか写真レベルに近づいた感じがする。

Img_0309

Img_0308

 

経緯台もしっかりして視界がぐらつく事もなく

微調整も非常に扱いやすくて良い!

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Solar Scope Lunt50改ボーグ76ED

せっかくなので試写しました。

双眼装置は高さ調整式の椅子を用意して人間の方が慣れました。

写真に近い感じで見えます。いやそこまでじゃないか。

20249611_c

口径が大きくなり焦点距離が長くなった分

解像度が上がった感じです。

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Solar Scope Lunt50改76 懲りずに双眼装置

Img_0303

双眼装置先端にビクセン2倍バローの先端外して付けると

3倍バローになるのだけど、それでも13mm程度ピントは奥にある。

なのでボーグ側を規定値より余分に15mm差し込むと

ピントが出た。

しっかりピントを追い込むと、双眼装置で見る太陽はディテールが

良く見えて素晴らしい。

太陽全体像も見れて良い。

 

但し、目幅をきっちり合わせるのとアイレリーフはゴム見口に

まぶたをピッタリ付けてちょうどいいが、そうしないと

ブラックアウトしやすくWO付属のアイピースのゴム見口は硬いので

揺れがもろに伝わるのが難点です。

ポタ赤も貧弱なのでなおさら。サッと出してパッと見れるのが

良いのだけど、どうしたものか。。。

 

加えて双眼装置の重量増加で、ヘリコイドフォーカサーの動きが

とても渋い。

電動フォーカサーのベルトがスリップするのでヘリコイドに歯面を上向きに

接着中です。

Image

しばらくは双眼装置で使って、どうしてもストレスなら

単眼に戻す事にしよう。

双眼だと大きな黒い布袋を頭から被って周囲の光を遮ると見やすくなる。

 

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Solar telescope LUNT76 mod

太陽が出たので早速見ました。

最初に結論を言うと口径なりに良く見えました!

 

3〜8のズームアイピースの8mmにmoonフィルターを付けて。

ピントが出ないので予定より4cmもボーグ鏡筒を短くセットしました。

でピント調整するも少しボケた感じです。

エアープレッシャーを調整するも、変わらず。

ボーグ76を外してLunt50の対物を付けてナグラーズームで見ると

普通に見える。

今日は少しダークフィラメントが見えにくい感じでしたので余計に迷います。

再度ボーグ76を付けて伸縮位置を予定位置にセットして

ナグラーズーム6mmで見ると普通に良く見える。

ピントがシャープでない原因はアイピースだった。

Img_0299

Amazonレビューでは本家ナグラーと遜色ないとの事で購入し

その先入観から疑う余地がなかったのが原因でした。

言うてもレビューするのはマニアックな天文ユーザーだからね。

(だと信じています。)

Img_0301

と言う事で、これも死蔵品となった。迷光絞り環も外したのは

ピントを出そうと、あともう少しボーグ鏡筒を縮めるのに邪魔だった

から。で、無い状態でナグラーズームで覗いて問題無かったので

外したままにしました。

ナグラーズームの6mmでも全体像は見えました。

見掛け視界50度なのに、目をグルリと回さないと像がハッキリ

見えない年齢的な事に唖然とするのでした。

ナグラーズームを100点とすると、これは68点だろう。

70点有ればで我慢して使うレベル。

一度よい物を覗くと、それが基準になるから恐ろしい。

惑星だと大気の揺らぎのせいだと思うかもしれないが

太陽を見るとジャスピンで浮かび上がってく彩層やダークフィラメントが

ハッキリ見えるのと、ボケて見えるのでは大違いだから。

ダークフィラメントはなんとか見えても

彩層が浮かび上がる事はないからです。

懸念のERFフィルターへの光束は2インチに対しφ30程度で有る

事が対物レンズから目視できた。

 

Img_0300_20240610152101

太陽望遠鏡ファインダーは3Dプリンタで簡単に作れます。

写真を見ながら作ったのは少し短かったので

2作目は長くしてフロントの穴も1.5mmとし精度を上げました。

後ろの穴は無くても構いませんが、太陽を中心に導入したら

マジックで印を付けると良いですね。

フロントの穴から入った太陽の光をリヤの円盤に映し、円又は印の

位置に合わせれば太陽の導入は完了です。

最初は、後ろの穴から太陽を除くのかと思っていました。笑

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Solar Telescope LUNT50 mod

2インチのERFフィルターで熱エネルギーを遮断するのだけど

対物レンズφ50からφ76では面積が2.3倍も違うから熱も2.3倍になる。

熱で割れて失明は避けたいが海外ではφ100アクロでやってる。

φ150の強者もいるみたいだけど、筒なしで実験すれば検温できるけど

そこまでするモチベーションが無い。

とりあえずボーグ76EDが遊んでるので利用してみる。

Lunt50は焦点距離が350mm のf7,ボーグは500mmのf6.6で似ている。

Luntの対物を外し150mm離れたところにボーグの対物をセットすれば

500mmになるので早速改造に取り掛かる。

Img_0285

まずは3DプリンターでLuntとボーグの接続スリーブと迷光環を作る。

ボーグの内径が76mm、Luntの外径が70mmなので写真の様な

スリーブを作った。

ボーグのレンズ前面にuv/irカットフィルターをつけた。

なんかLuntもついてるっぽかったので、安全の為に。

Img_0292

Luntにボーグを85〜90mm程度差込むとLunt50と同焦点になる。

これは昨日確認したが夕方で太陽が弱かったので

ピントはきっちり出せなかったが、イケルと言う確認はできた。

今日は太陽が出なかったし明日は雨。

Img_0296

晴れたらM6ネジを緩めて同焦点になる様に調整しよう。

ここで要注意なのが対物からの光束がERFフィルター内に収まる

様に調整する事。

とは言えハッキリ見える訳ではないので、Lunt50と同焦点になる様に

調整すれば安心と言う考え。

f値が7から6.6で若干光束は広いから光束がERFからはみ出して

いないか対物から覗けば分かるかな?

はみ出してればボーグを少し前に出すか、対物をφ71に絞って

F7にすれば安心。

 

昨日ナグラーズームの6mmで見ると太陽全体が入らなかった。

もう少しピントをハッキリ見たかったが太陽が許してくれない。

仕方なく見切り発車で他社の3〜8ズームを買った。

見掛け視界が50度から56度になるし8mmだから太陽全体像は

拝めるだろう。

加えて対物が大きくなった事でズームしても像がボヤけ難いのでは

ないかと言う妄想に期待している。

 

カメラはIMX178でLUNT60(f=500)でギリ全体像を撮してるのが

有ったので、新たに購入する必要は無くなった。

モザイクはしたくないのが理由。

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太陽望遠鏡LUNT50にムーンフィルター

太陽を見ている際に雲がよぎり像が暗くなってコントラストが

上がって見えた経験はあると思います。

そこで対物に可変NDフィルターを付けて見ました。

ピンぼけの丸くぼんやりした太陽しか見えません。

波長の関係でしょうね、φ82mmのフィルターが死蔵品に。

これも勉強代ということにします。

 

であれば、波長と関係がないアイピースにNDフィルターを付けて

減光すれば良いのでは?ということで早速注文して取付ました。

ムーンフィルター(ND4)です。Amazonで1780円

同品と思われるビクセンのが3000円。

従って、1780円を採用しました。

Img_0273

ナグラーズームは光路長が長く、ピントはギリギリです。

アイピースフィルターを付けると3mm近くピントが短くなって

ピントが出ません。(光路長の変化は他のアイピースで実測しました)

 

でヘリコイドの手前のネジ部を全て旋盤で削りました。

このネジ部は用途が無いので削除して構いません。

加えて、ブロッキングフィルター固定ネジを1本追加しました。

ここもすぐにガタガタして不満でしたので。

 

あと、このヘリコイドの回転方向にガタが有ります。

スライド溝が2.02mm,ピンがφ1.91mm 

ガタが0.11mmこれが結構なガタで回転します。

アイピースの先端で4mm程度回ります。

で、少し離れた位置にM2x4mmの皿ボルトを付けました。

M2の外径が実測1.96mmなのでガタは0.06mm

ガタは半分程度になりました。

 

このヘリコイドは分解して単純にねじ込むだけでは

フルストローク動かなかったり、本体と当たって最初から

動かなかったりしますので難儀します。

構造を理解した上(と言ってもいじくり倒すのは必須)に

行うか印を付ける、どこを何周回したか記録する方が良いです。

私は何度も調整してやっと本来の動きになりました。

Img_0274

ヘリコイドとブロッキングフィルターの接続部に隙間が無いのが分かる。

 

Img_0275

メモリ12下がM4xφ1.91ピンが有った所でメモリ13下が

今回取付たM2X4mmの皿ネジ。

 

で思惑通りダークフィラメント等全体的にコントラストがupしました。

ノーマルが1、ブロッキングフィルターが2とすると

1.5という見え方で、とても満足しています。

ブロッキングフィルターの有無の見え方は海外の方が比較していたのを

参考にしました。

 

 

 

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久しぶりに太陽撮影してみた。

Sun20240604_c

Sun20240604

Img_0272

最近撮影してないのでリハビリしてみました。

電動フォーカサーを付けてのフォーカシングは非常に良い。

カメラはアポロMを注文したらSEDNA-Mが届いた。

流石中国ではあるが、アイピースタイプの方が眼視と差し替えだけで

済むので不幸中の幸いであった。

 

画像処理の流れは

1.SHARP CAPで動画を1分程度撮影する。

2.AutoStackertで読み込んでスタックさせる。

3.レジスタックス6でウエーブレット処置で太陽表面をクッキリさせる。

4.GIMPの色→レベル調整で太陽表面とプロミネンスを一度にあぶりだす。

  モノクロはこれで完成

6.疑似カラー化

  GIMPの色→レベル補正の赤を選んで真ん中を上に膨らませる。

  同様に青を選んで真ん中を下に膨らませる。

赤と青の合成色でオレンジになる。 これで完成。

 

実はCellistOnTheRoof Astroというユーチューバーのおばちゃんの

動画まんまを真似ています。

こんなオバちゃんでも出来るのだから、きっと簡単なはずと思い

真似たらマジ簡単でした。今回も最初から真似ました。(笑)

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Hα太陽望遠鏡 LS50THa/B600PTの双眼装置取付

双眼装置を付けて見る事を強くお勧めすると言う記事を見て

自分のにもなんとかピントが出ないかテストしてみた。

用意したバローレンズは1.6倍,2倍,3倍とした。

Img_0251

Img_0252

結論としてブロッキングフィルター前に1.6倍バロー取付でピントが出た。

WOの双眼装置20mmアイピース&バローセットで事は足りたので

2倍,3倍は余分な出費となった。

像の大きさから想像して3倍程度(6〜7mmアイピース)になっている。

片目で見ると微妙だけど、両目だとはっきり見える、しかも自然に。

但しL 字型に曲がって重量が有り延長もしているので少したわむ。

加えてヘリコイド式フォーカサーの回転がとても重い。

手でゴリゴリ回す感じなレベルで、ベルトでは簡単にスリップする。

なんか重いし、移動時に双眼装置がクルリと回る。

強く締めてもクルリとなって『もう嫌だ〜』となる。笑

 

単眼で覗くより楽と言う以外の大きなメリットは50mmと言う口径では

感じられず、双眼装置使用は諦める事にした。

一応双眼装置で見れたので余分な出費は有ったが勉強代としよう。

 

Img_0253

Img_0254

フォーカサーはアルカスイスを利用して取付けた。

ベルトの脱着もEAFをスライドさせるので簡単。

大まかなピントは手動で、ジャスピンはEAFのFASTモードで合わせる。

手動ピントの様に像がぐらぐらしてジャスピンが出にくいと言うのが

解決された。

アイピースはEXPの4.7mm 82°で全体が入るが

見掛け視界50°のナグラーズーム3〜6の6mmで使うのが見やすい。

ズームで有る必要はないが50°6mmアイピースが年齢的に見やすいと思った。

 

にしても今日は太陽が活発だ。

画像を撮ると過去一良いものが撮れそうだけど

購入時に一回撮って満足したので、良いかな。

サッと出して導入まで30秒、ピント&エアープレッシャー3分。

サッと1分程度見てお終い。

楽なのが良いと思う年齢になった。笑

 

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