Solar Telescope LUNT50 mod
2インチのERFフィルターで熱エネルギーを遮断するのだけど
対物レンズφ50からφ76では面積が2.3倍も違うから熱も2.3倍になる。
熱で割れて失明は避けたいが海外ではφ100アクロでやってる。
φ150の強者もいるみたいだけど、筒なしで実験すれば検温できるけど
そこまでするモチベーションが無い。
とりあえずボーグ76EDが遊んでるので利用してみる。
Lunt50は焦点距離が350mm のf7,ボーグは500mmのf6.6で似ている。
Luntの対物を外し150mm離れたところにボーグの対物をセットすれば
500mmになるので早速改造に取り掛かる。
まずは3DプリンターでLuntとボーグの接続スリーブと迷光環を作る。
ボーグの内径が76mm、Luntの外径が70mmなので写真の様な
スリーブを作った。
ボーグのレンズ前面にuv/irカットフィルターをつけた。
なんかLuntもついてるっぽかったので、安全の為に。
Luntにボーグを85〜90mm程度差込むとLunt50と同焦点になる。
これは昨日確認したが夕方で太陽が弱かったので
ピントはきっちり出せなかったが、イケルと言う確認はできた。
今日は太陽が出なかったし明日は雨。
晴れたらM6ネジを緩めて同焦点になる様に調整しよう。
ここで要注意なのが対物からの光束がERFフィルター内に収まる
様に調整する事。
とは言えハッキリ見える訳ではないので、Lunt50と同焦点になる様に
調整すれば安心と言う考え。
f値が7から6.6で若干光束は広いから光束がERFからはみ出して
いないか対物から覗けば分かるかな?
はみ出してればボーグを少し前に出すか、対物をφ71に絞って
F7にすれば安心。
昨日ナグラーズームの6mmで見ると太陽全体が入らなかった。
もう少しピントをハッキリ見たかったが太陽が許してくれない。
仕方なく見切り発車で他社の3〜8ズームを買った。
見掛け視界が50度から56度になるし8mmだから太陽全体像は
拝めるだろう。
加えて対物が大きくなった事でズームしても像がボヤけ難いのでは
ないかと言う妄想に期待している。
カメラはIMX178でLUNT60(f=500)でギリ全体像を撮してるのが
有ったので、新たに購入する必要は無くなった。
モザイクはしたくないのが理由。
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