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2024年8月

アイピースの違いによる土星

 

目覚ましを2時にセットし起きると晴れてた。

0時に寝る時はどん曇りだった。

Img_0449

左からタカハシTOE2.5mm、ナグラーズーム3〜6、SVBONY3〜8

望遠鏡はTOA-150 f=1100mm

ここで太陽望遠鏡での見え方でナグラーズームが100点とすると

SVBONYは68点と酷評したが、土星の見え方で評価が激変した。

ナグラーズームと全く遜色ない非常にシャープな見え方だった。

3mmにセットして367倍。土星の輪の黒い部分及び球体部分の横縞も

よく見えて14年ぶりの感動だった。

例えるなら輪っかの部分は写真に近い薄くてコントラストのある見え方だ。

シーイングも最高で、大気の揺らぎは全く無かった。

動画撮って写真にすれば最高の1枚になっただろう。

次に、タカハシTOEアイピースだと440倍となる。

これで昨年土星を見た時は暗くボケボケで、とてもガッカリした記憶だ。

しかし昨晩は3つの中では最高倍率にも関わらず、1番明るく見えた。

明るいが故に球体の横縞模様が見えにくい印象だった。

他と比べても、そのまま比例して大きくした感じに見えたが

輪っかもシャープに見えて安心した。

価格もそれなりにしタカハシブランドもあって、よく見えて欲しい期待が大きい。

ステラグラス越しに見る事が出来たが、これは変わらない感じだった。

湿度がとても高かったので、アイピースは10秒もしないうちに曇る。

見る、休むを繰り返した。

途中で雲が来て眼視は終了となったが大満足だった。

どん曇りの中の一時的な晴れ間に遭遇した天の恵みだった。

 

Img_0448_20240803102001

21時から24時までは、時々雲が来ては退いてゆく状態で撮影。

このまま朝まで放置と思ったが0時からどん曇りで撮影は中止して

2時に起きて土星を見る事にした。

説明が前後したがアイピースで土星を見るのがメインという事で。

 

 

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NGC 7380

Ngc-7380_1

ググると日本では作例が少なく海外ではSAOが多い様だ。

撮ってみると思いのほか綺麗な星々が多い。

昨晩は綺麗な星空に加え、天の川の中だったので星が多すぎて

これでも少なくした方。

 

ε180ED ASI6200MM -5℃ 

LLLRGB 5分x80枚=6個間40分(2晩)

Img_0001

星の数値が5000行ってるのは初めて。

いつもは200~1000、行っても2000程度だから。

 

Img_0447

コーワプロミナー500mm F5.6FLを改造してアイピースを取り付けた。

コーワ側はニコンF(メス)マウント(メスM52xP0.75)

45°地上プリズム側はM48xP0.75メス。

接続にM48xP0.75オス-M52xP0.75オスを使った。

この部品は光映舎にだけ販売されていた。

アイピースはSEの100度-14mm 36倍 ひとみ径2.5mm

視野は広くても人間の視野が狭くなっていて70度より外は

頭を傾けてみないと無理。

眼が暗闇に慣れるまでアイピースに近づき過ぎるとブラックアウトする。

5年前までは何ともなかったのに、ヤレヤレだぜ。

 

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