2025年3月
M100周辺のデジタルズーム
ようやく雨も上がり星が出ましたので
この季節は銀河シーズンなので3グループ撮影しました。
まずは第1グループです。
フルサイズ6200万画素の全体像となります。
N.I.N.Aのフレーミングで見るとM100の周辺には
たくさんの銀河があり、とても美しく感じました。
今までの大半はBIN3で撮影しており、予想通りBIN1での撮影は
画面に映し出されたときは『 暗っ! 』って感じでした。
なので枚数でカバーしました。
6200万画素のモノクロカメラではピクセル等倍での
デジタルズームでも十分に楽しめます。
上がM100と下がUGC7442です。
その他もろもろ銀河が点在しています。
撮影データ
撮影地:自宅(山口県宇部市)
鏡筒:TOA-150 補正レンズ:645フラットナー
カメラ:ZWO ASI6200MM BIN1 -10℃
フィルター:ANTRIA VPro LRGB 枠なしΦ50mm
撮影時間:L 5分x70枚,R5分x24枚, G,B5分x21枚
総露出時間:680分(11時間20分)
黄砂で雲はないが星があまり出ていない撮影が30%程度ですね。
画像処理:PI、BXT,NXT
フラット画像:5分x各4枚
ライトフレームと同時間のフラットはダークフレームが共通となります。
フラットは別の日の月明りが無い日にナローバンドと共に、まとめて撮っています。
今まで色々テストして、ライトと同時間撮影がベストな結果となっています。
望遠鏡から8m程度、下方1.5mのところにLED街頭がありますが
望遠鏡カバーで直接の光は当たりませんし、上空を撮影しているので
PIのABEだけで十分フラットとなります。
自宅常設だとサッとカバーを移動して朝までリモート撮影して
撮影終了後に自動にパークポジションになっているので
カバーを被せれば完了です。
大型バイク用のジャバラ式車庫を特注したものです。
スライディングルーフやドームがベストですが
場所とお金が用意できません。。。orz
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