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2025年3月

銀河シリーズ第2弾 M95,M96

今回は撮影時間が少ないので画像が荒れました。

昔だったら十分と考えるも10時間超えの画質を体験すると

透明度が低い4時間程度では、不完全燃焼な気持ちとなります。

M95_96lrgbdenoiseaiclear

ではさっそくデジタルズームイン!

M95

M95です。

M96

M96です。

もう少し撮りたかったのですが雨天で打ち止めとしました。

撮影データ

撮影地:自宅(山口県宇部市)

鏡筒:TOA-150    補正レンズ:645フラットナー

カメラ:ZWO ASI6200MM BIN1 -10℃

フィルター:ANTRIA VPro LRGB  枠なしΦ50mm

撮影時間:L 5分x24枚, RG,B5分x各8枚

総露出時間:240分(4時間)

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M100周辺のデジタルズーム

ようやく雨も上がり星が出ましたので

この季節は銀河シーズンなので3グループ撮影しました。

まずは第1グループです。

フルサイズ6200万画素の全体像となります。

M100_tate

N.I.N.Aのフレーミングで見るとM100の周辺には

たくさんの銀河があり、とても美しく感じました。

今までの大半はBIN3で撮影しており、予想通りBIN1での撮影は

画面に映し出されたときは『 暗っ! 』って感じでした。

なので枚数でカバーしました。

6200万画素のモノクロカメラではピクセル等倍での

デジタルズームでも十分に楽しめます。

Lrgb_m100_1

上がM100と下がUGC7442です。

その他もろもろ銀河が点在しています。

 

M100_2

M100_3

撮影データ

撮影地:自宅(山口県宇部市)

鏡筒:TOA-150    補正レンズ:645フラットナー

カメラ:ZWO ASI6200MM BIN1 -10℃

フィルター:ANTRIA VPro LRGB  枠なしΦ50mm

撮影時間:L 5分x70枚,R5分x24枚, G,B5分x21枚

総露出時間:680分(11時間20分)

黄砂で雲はないが星があまり出ていない撮影が30%程度ですね。

画像処理:PI、BXT,NXT

フラット画像:5分x各4枚

ライトフレームと同時間のフラットはダークフレームが共通となります。

フラットは別の日の月明りが無い日にナローバンドと共に、まとめて撮っています。

今まで色々テストして、ライトと同時間撮影がベストな結果となっています。

望遠鏡から8m程度、下方1.5mのところにLED街頭がありますが

望遠鏡カバーで直接の光は当たりませんし、上空を撮影しているので

PIのABEだけで十分フラットとなります。

 

自宅常設だとサッとカバーを移動して朝までリモート撮影して

撮影終了後に自動にパークポジションになっているので

カバーを被せれば完了です。

大型バイク用のジャバラ式車庫を特注したものです。

スライディングルーフやドームがベストですが

場所とお金が用意できません。。。orz

 

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