太陽のプロミネンスが活発な様です。
LUNT50改BORG76にテレビューの双眼装置をつけて見ました。

LUNT50改で
WOの双眼装置が光路長100mmに対し30mm 長いので
ピントが出るのか事前準備をしていましたが、正体不明の
7or8倍バローで(大昔KYOEI産業のHPに記載されていたような)
改造することなくWOと同じくピントが出ました。
バローの拡大率が異常に大きいので光路長も大きく短縮された
のだと思います。ピント調整は15mm程度しか出来ません。
何倍バローかは他の3,4mmのアイピースのプロミネンスサイズで
判断しました。
ビノビューはT2メスでLUNT側はT2オスにもなっているので
間に正体不明バローを挟んでギリギリT2ネジ接続できました。
WOとビノビューとの比較では太陽を見た限りでは
ビノビューは少し明るいかな?という程度でした。
それよりも1つ320gもあるアイピース2つとビノビュー双眼装置では
重すぎです。しかしLUNTの接眼部はオプションに交換しているので
問題はありませんが、接続がT2ネジなので交換が面倒です。
したがって太陽専用に遮光フードまで付けたWO双眼が軽くて
ベストという結論になりました。
片目ずつでみるとボケボケでも両目でみると解像度爆上げです。

大きく期待していたテレビューのビノビューですが
次はTOA150で覗いてみたいと思いました。
今度はバローなしで2インチ天頂ミラーではピントが出ません。
図面を引いてみると1・1/4”の天頂プリズムにM92の接続リング
を11mm旋盤で削りました。あと接眼部スリーブも5mm程度切削しました。

さて夜になってビノビューでの眼視です。
アイピースはハイべリオンの24mm 68度です。
重くてロテーターは手で加勢してやらないとモーターが脱調します。
昼間の経緯台とは違い対象ごとに双眼装置をくるくる回さないと
良い姿勢でみれません。
それ以外は望遠鏡がでかいので、違和感ゼロです。
まずはM3、M13を見ました。
10年前ならファインダーで見えた対象ですが
昨晩は空の状態が良いにも関わらずファインダーでは
確認できませんでした。
そもそも月が出ていないのに空は少し青白いです。
で望遠鏡に視点を移すと小さな星の粒粒感がすばらしい!
特にM13は大きさも大きいので非常によく見えました。
2年前に挑戦したM81に移動しました。
その時は、そこにM81がいる前提でみていたので
なんとなくぼんやり見えてる様なきがする程度でした。
今回ビノビューという双眼で見るとM81.M82がはっきりみえます。
これには感動しました。
両目でみると明るさ、解像度が確実にUPしています!
まぁはっきりと言ってもM42みたいにガッツリではありませんが。。
ぼんやりしてるのが確実に見えるという感じです。
まさかと思いM51子持ち銀河の挑戦です。
以前見たときは、そらし目で脳内変換しても1ミリも見えませんでしたが
今回は親子の存在と、もやっとした渦巻らしきモヤモヤが
若干脳内変換効果もあわせて存在が確認でしました。
両目で見る素晴らしさは100度アイピースの単眼でみる世界より
遥かにわくわく感がUPしたというのが感想です。
ビノビューをヤフオクで入手し修理したのですが
WO双眼装置と変わらなければヤフオクに出品しようかと思っていましたが
もう手放せなくなりました。
今のシーズンは銀河メインで眼視対象が少ないのが残念ですが
惑星や散開星団、メジャーな対象などを眼視したいと思います。
いつもは写真を撮るところですが昨晩は眼視ばかりで
撮影は後回しとなり、M83を撮影するも1時間でタイムアップと
なりました。(この対象は高度低すぎですね。)
で最後に太陽をPixinshgntの太陽ツールで処理してみました。
太陽って単純なだけに画像処理の難しさを感じています。

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