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2025年5月

40mmで、さそり座からM24~M16

近場(車で20分)で良さげな場所を見つけたので

早速撮影してみた。

雲かと思いきや、天の川だった。

Ngc6355

シグマアート40mm F1.4を2.8で。

D810A ISO1600 3分x22枚=66分。ドリズルした。

OPTLONG LPRO クリップフィルターをカメラに内蔵。

露出はもっといけたかもだけど、ASIAIRのレベルのグラフが

わかりにくく、今までは2分とか?だったので良しとした。

ASIAIRに接続せずにカメラ単体でレベルのグラフを見れば良かった。

 

カラーカメラの画像処理はは久しぶり。

さすがにPIのMGCで色補正はしてくれない。

フラット演算後、DBEでフラット手動補正した。

 

モノクロと同様にすると画像が汚いので

綺麗に仕上げようとして逆に手間がかかる。

挙句の果てに、レタッチソフトを使うと色が分からなくなってきた。

そして汚いのを誤魔化すという

例えるなら、買ってはいけない低価格高倍率が売りの

望遠鏡のようになった。

 

Img_0443

ピントはWOの透明パーティノフマスクと電動フォーカサーで

光状スパイクのズレとASIAIRのFWHMの数値を見ながら追い込んだ。

FWHMの数値は明るさに関係ないという事を最近知った。

オートフォーカスすれば良いが、2年前はパーティノフと

オートフォーカスにズレがあったのでオートは信用していなかった。

あれから2年経っているので精度はUPされてるだろう。

言うても40mmなんで、そこまで言うか?

Img_1089

設置や撤収自体は爆速で終わる。

全部組んでいるのだから。

極軸合わせはポールマスターが最速。ノートPC使うも数分なので

ACアダブターはいらない。

ASIAIR PLUSではFOVが0.2度から33度までで

40mmとの組み合わせは42度となる。

これを知らずに終わりのないプレートソルビングが延々と続いていた。

子午線前後で1時間づつの撮影となるが、スタートはテスト画像を見て判断

できるが、子午線越えてからはプレートソルビングが効かないので

手動合わせとなるが、これが結構手間取った。

プレートソルブ出来てないので星図の画角位置の動きが逆になったり

するので、位置合わせが厄介だった。

そうこうする内に雲が現れ、低空と相まって結局、写りの悪い画像を

数枚とって、それは廃棄となった。

その後、フラット、ダークをライト同時間で10枚ずつ撮って撤収となる。

やっぱ個人的にはモノクロカメラが簡単で綺麗。

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バーラが咲いた、バーラが咲いた🎵

今年も元気に咲いています。

6月中旬から梅雨入りですが

今月の新月期に何を撮るか考えます。

それから梅雨明けの新月期までは機材が増えない様に頑張ります。

 

Img_1076_20250517111401  

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Img_1052 

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M81,M82にHα,OⅢを追加してみた。

Hα、SⅡ、OⅢで何か写るかと期待したが

赤ポチが追加されただけで背景が赤と青緑の模様が出て

逆に期待外れとなった。

SⅡは空しくも何の貢献もしなかった。

LRGBにAOOを追加しただけとなった。

モヤモヤ分子雲はナローバンドに写らない事が分かった。

M8182-lrgb2anfii_20250509191401

AFINITY PHOTOというソフトを使ってみた。

フォトショップのようなレタッチソフトだけれど

明るい所、暗い所での彩度やノイズリダクションが出来て

PIで処理したあとの、さじ加減に良いみたい。

AIがハイテクと言われる中、これもフォトショップも

似たようなものなんだなと思った。

M81m82-crop

せっかくだから切り抜きも。

M82

M82

M81

M81_20250510091501

今回はビニング3を2倍ドリズルしてみた。

星を600%に拡大するとギザギザだけど

そもそも最大でもピクセル等倍なんで必要かどうか微妙。

ブログでは1600ピクセル以上は1600ピクセルに落とされる。

27インチモニターでさえ2560x1440だし

これ以上解像度上げても意味がない。

50インチ4Kモニターなら良いが、家のTVで鑑賞とかする?

話は逸れたが

ファイル容量はビニング1より少し大きくなり

スタックされた1ファイル116MBとなる。

で、LRGBだと322MBとなった。

ちなみにドリズル無しはスタックされた1ファイル26.5MB。

 

 

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GWでガッツリ撮ったM81,M82

まずは撮影結果から。

Lrbg1_ghsafphoto

じつは間違ってBIN1で撮ってしまいBIN3で撮ったのと比較したのが始まり。

M81m82-bin1bin3

ブースト表示で見ると、BIN3の周囲には分子雲らしきものが。

これを見てガッツリ撮影したくなるのが性というもの。

で沢山撮ったはいいが、分子雲の中途半端なモヤモヤで

画像処理が通常の6倍の6時間もかかり、結局分子雲は

あきらめた。。。orz。。。

 

このM81,M82は望遠鏡で見ると割とよく見えて

期待通りよく写るのは良いが、分子雲までは舐めていた。

以前撮影したときは簡単に出せた分子雲だけど

TOA150はF7.3、ε180はF2.8(実効F3.3)だからという

ことにしておく。ただしε180で撮ったかどうかは

調べないことにする。(笑)

 

撮影データ

TOA-150+645フラットナー:1085mm

カメラ:ASI6200MM BIN3 -10℃

フィルター:ANTRIA Pro LRGB 枠無しΦ50mm

L:5分x88枚 R,B:5分x27枚 G:5分x28枚

総露出時間:850分(14時間10分)

14時間も撮った割にはというのが正直な気持ち。

 

で、分子雲強調バージョン。

Lrbg1_ghsafphoto-_

 

 

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