40mmで、さそり座からM24~M16
近場(車で20分)で良さげな場所を見つけたので
早速撮影してみた。
雲かと思いきや、天の川だった。
シグマアート40mm F1.4を2.8で。
D810A ISO1600 3分x22枚=66分。ドリズルした。
OPTLONG LPRO クリップフィルターをカメラに内蔵。
露出はもっといけたかもだけど、ASIAIRのレベルのグラフが
わかりにくく、今までは2分とか?だったので良しとした。
ASIAIRに接続せずにカメラ単体でレベルのグラフを見れば良かった。
カラーカメラの画像処理はは久しぶり。
さすがにPIのMGCで色補正はしてくれない。
フラット演算後、DBEでフラット手動補正した。
モノクロと同様にすると画像が汚いので
綺麗に仕上げようとして逆に手間がかかる。
挙句の果てに、レタッチソフトを使うと色が分からなくなってきた。
そして汚いのを誤魔化すという
例えるなら、買ってはいけない低価格高倍率が売りの
望遠鏡のようになった。
ピントはWOの透明パーティノフマスクと電動フォーカサーで
光状スパイクのズレとASIAIRのFWHMの数値を見ながら追い込んだ。
FWHMの数値は明るさに関係ないという事を最近知った。
オートフォーカスすれば良いが、2年前はパーティノフと
オートフォーカスにズレがあったのでオートは信用していなかった。
あれから2年経っているので精度はUPされてるだろう。
言うても40mmなんで、そこまで言うか?
設置や撤収自体は爆速で終わる。
全部組んでいるのだから。
極軸合わせはポールマスターが最速。ノートPC使うも数分なので
ACアダブターはいらない。
ASIAIR PLUSではFOVが0.2度から33度までで
40mmとの組み合わせは42度となる。
これを知らずに終わりのないプレートソルビングが延々と続いていた。
子午線前後で1時間づつの撮影となるが、スタートはテスト画像を見て判断
できるが、子午線越えてからはプレートソルビングが効かないので
手動合わせとなるが、これが結構手間取った。
プレートソルブ出来てないので星図の画角位置の動きが逆になったり
するので、位置合わせが厄介だった。
そうこうする内に雲が現れ、低空と相まって結局、写りの悪い画像を
数枚とって、それは廃棄となった。
その後、フラット、ダークをライト同時間で10枚ずつ撮って撤収となる。
やっぱ個人的にはモノクロカメラが簡単で綺麗。
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