WAVE150iの搭載可能重量についての補足
既存の赤道儀が使えなくなったところで新たな赤道儀の検討をしました。
このマウントの日本人のYoutubeを見て、素晴らしいガイド性能に
欲しくなりました。
さっそく搭載可能重量を調べると
シュミットさんのブログで搭載可能重量についての具体的な説明が
ありました。
惜しい事に、不動点からアリ溝底までの距離が書いていません。
これでは自分のε180が搭載可能なのか検討ができません。
Sky-Watcher で検索するとサイトロジャパンが出てきました。
日本の販売代理店の様です。Sky-Watcher Japan の
アドレスとなっていましたので。
さっそくメニューを見るもサポートらしきものがありません。
お困りの時はメールにて。。。。orz これで代理店。。。
色々調べるとSky-Watcher Glovalという本家で
ソフトやファーム、マニュアル等々が配布されている様です。
代理店ならせめて『ソフトやマニュアルはこのリンクから』は必要でしょ。
売るだけだろうから、困ったメールしても本家に聞いて折り返す事でしょう。
天文ガチな販売員がいれば分かるはずですが。
ちなみにCLoudy Nightsでは本家のサポートは大好評でした。
ソフトは△でした。EQASCOMとかでしょう。
機器は良い様です。
対してZWOは機器は良いがサポートは最悪との評判でした。
大手代理店で購入して全てZWOで構成された写真を見せれば
機器の相性とかポンコツな言い逃れは出来ずメーカーは
対応せざるを得ません。
個人でサポートに言ってもスルーされるらしいです。
私の場合、まず代理店でポンコツ言われて、メーカーからも同様な回答で
仕方なくフルZWOで、これでも言い訳できるのか!ってしつこく
粘った結果、修理されました。
販売量の多い大手代理店で買って良かったと痛感しました。
修理内容はメーカーに言うも提示しなかったとの事でした。
独自の調査で電源基盤の故障だとわかりました。
ASI6200mmですがASI2600と印刷された基盤が付いていました。
で、本題です。
右下の図に不動点からアリ溝までの距離が書かれています。
ビクセンが92mmでロスマンディが98.9mm
ビクセンアリガタが9cm,ロスマンディ(幅75mm)が10cm
を足せば良いと覚えましょう。
私のε180一式で体重計で18.2kgありました。
ロスマンディのアリガタで床に置いて鏡筒中心まで17cm
カメラが上に付いているので正確には重心は鏡筒中心とは違いますが
これで計算すると18.2kg x (10cm +17cm)=491kg・cm
最大モーメント荷重は5kg・m =500kg・cmなのでギリギリですね。
*モーメント荷重とは (既知とは思いますが)
トルクの事で、棒の端にオモリを付けて棒の他方の端を持った時に
回転しようとする力です。
棒の自重を無視するならオモリの重さx棒の長さでkg・cmなどの単位です。
Sky-Watcher USAがC14を積載した動画を出していました。
スペック上では過大な積載オーバーですが、グリグリ動いています。
通常ならステッピングモーターが脱調するところですね。
カウンターウエイト無しでも15kgまでは可能と言う事で
モータートルクは15kg x 20cm =300kg・cm以上は
余裕で有るということです。
加えて始動時に慣性モーメントが働くのでもっとトルクが
必要となります。
自動車を押して動かす時に動き出しに1番力が必要なのと
同じ原理です。動き出せば少し楽になりますね。
話は逸れましたが、写真撮影で使えるかの検証はありません。
少なくとも眼視はokと言うことに。
C14動画を見てモーターパワーは十二分に有ると踏み、躯体は十分な剛性が
有る構造なのを調査し、購入する事にしました。
最大積載量(モーメント荷重)の決定はメーカー独自で部外者からは
根拠がわからないので実践投入でデータを出すしかありません。
根拠を出したら何言われるかわからないし保証も当然出来ないので
仕方ありませんね。
私は赤道儀を選ぶにあたって余裕が知りたい訳で。
購入検討に辺りCLoudy NightsのWave150iに関するスレッドを101ページ
を1.5回読みました。
AM5 vs WAVE150iなど情報が溢れています。
事前準備をするのにとても有用な情報があり、助かりました。
但し鵜呑みにしてはいけません、でも経験の浅い人は鵜呑みにするかも
しれません。見慣れない英語で書かれているのは妙に説得力あります。笑
Sky-Watcher USAのスタッフも参加されてて白熱した議論もあり
面白いです。
スタッフでさえも最初はウエイトレスで15kgまではウエイト不要と言ってたが
AM5との比較議論になるとWAVE150iはAM5と構造が全く違い
一般の赤道儀の様にカウンターウエイトでバランスが取れるまで
増やしても全く問題ない。
構造上そうなってるし何度もテストを繰り返していると
Sky-Watcher USAスタッフは強く言ってました。
バランスをとる事で精度の高い写真が撮れるとも発言しています。
まぁ物理学法則上当たり前の事で、議論の余地は有りませんね。
もし落とした荷物が上に飛んで行ったら議論すべきですが。。笑
写真にこだわるなら、マイナス要素は排除するのは当然ですね。
それでもカウンターウエイトは必要無いと言い張る人が一定数いて
話はウエイトなしで転倒するかしないかの計算に移ってました。
色んな意見が有って良いですね。
自分の好きな様にして良い結果が出れば良いということで
理解させようとする時点で無理な話しの様です。
日本ではオヤジのブログと言うのがひとつ見つかっただけです。
サマーセールですぐに売り切れになるほど売れてるのに
情報交換がほとんど無いのが残念ですね。
次回は購入から事前準備までを記事にしたいと思います。
| 固定リンク



コメント
bkp250で運用テスト中です。カーボン鏡筒に改造してるので少し軽くなっています。風がなければ問題ありませんでした。ただ、やはり軸の剛性が低いです。従来の赤道儀は長い赤経軸をしっかり保持しているのでその点150iはちょっと劣る感じです。カメラは下向きに付けるので重量の点では少し有利になってます。イプシロンはカメラが上なのでちょっと厳しいですね。
投稿: Tez | 2025年9月14日 (日) 23時10分
Tez さん。
貴重なコメントありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
気になったので赤道儀を揺らしたり、手で叩いたりしてましたが
赤道儀の剛性はしっかりしている印象でした。
それよりピラー脚が結構揺れます。
ピラー脚を低くすれば揺れは低減されますが
それはしたくなくて、またその程度で済む感じではなさそうです。
隣の赤道儀は叩いても揺れないのですが、これはピラー脚の中心も支持する
構造にしています。
ピラー脚は中心から跳ね出した3本の脚で支えていますが
片持ち梁構造なので、たわみ易いため鉛直荷重を受ける様に
ピラー中心に支持点を設けてやれば3本のピラー脚は横方向の
力(横揺れ)を主に負担する様になり横揺れが激減します。
お陰で弱点に気がつくことが出来ました。
今までのニューアトラクス赤道儀では
そうとは知らずに撮影で使っていましたが
マイナス要素は極力排除したいです。
WAVE150iの方も中心でも荷重を受ける様に改造したいと思います。
ありがとうございました。
久々すぎる投稿に気付くのが遅れました。
投稿: 金子 | 2025年9月15日 (月) 12時23分
ケンコーのピラー脚をご使用のようですが、揺れますね。私はピラー中央辺りから脚の先端に向けてストラットを追加しています。天頂付近で鏡筒が当たらない位置です。片側を逆ネジにして、組み立て後に突っ張る方向にテンションをかけます。これで揺れが改善されました。
投稿: Tez | 2025年9月15日 (月) 18時54分
コメントありがとうございます。
そうです、ケンコーのピラー脚です。
10年以上前にテンションワイヤーはもう1台の赤道儀でやったことがあります。
1番最初にやりました。
よく海外製にある方法でワイヤーでは無いけど細い部材が使われています。
テンションロッドと呼ばれています。
本来はテンションより圧縮ブレスの方が揺れは収まりますが
太い部材となるので、却下ですね。
揺れと反対側にある脚に補助してもらってワイヤーをかけて揺れを抑える方法です。
揺れの方向によって抵抗する力は、脚1本だったり2本だったり変化します。
しかしセンターで荷重を支える方法が遥かに効果が有ったので外しました。
単純に鉛直荷重を直下で受けるのが理にかなっています。
なぜそうしないのか不思議に思います。
センターはジャッキボルト方式で荷重の受け具合を調整する様になっています。
ピント来ないかもしれませんが、どのぐらい効果があるか
構造ソフトでシュミレーションやってみるかも?です。
仕事が落ち着いたらそのうちに。
今調べたらセンター支持方式は2009年7月7日に記事にしています。
よろしければ、参考までに。
ipadで返信するもエラーとなり事務所のPCに転送して書き込んでいます。
ヤレヤレです。
投稿: 金子 | 2025年9月15日 (月) 19時42分