フォーカサー

フォーカサー変更など

相変わらず夜は星がでませんねー。

最近は綺麗な星空というよりも星が出ない日が多く続いています。

今回はフォーカサーを変更しました。

今までの物も問題は無いのですが温度補正が出来る物がほしくて

JRさん製を購入しました。

私が間違った結線図を2度も送ったにもかかわらず、即座に修正がきました。

さすがです。

フォーカサーソフトのインストールでシリアルNO...っと?

今度はJRさんトラップはクリアできました。

そして今までの物よりトルクアップしてます (^_^)v

ハーフステップでも十分なトルクです。

7.5911μm/stepですが私の機材ではフルステップの15.2μmでもいいかも。

大気による星像変化の方が大きくて細かい分割だとかえって

手間がかかった割りには...ということが多かったもので。

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これはバックラッシュと1step毎の長さを計測している所です。

まずはOUT移動させてノギスの針が少し動いた所でSTOPさせます。

この状態で目盛をゼロに合わせてピッタリ15mm移動した時のステップ数を記録しました。

20回以上はやりましたかね。 (汗)

15mmで1976STEPでした。

1000STEP動かして移動長さを1000で割ってもいいのですが、なんとなく

針がゼロの位置で止まると気持ちがいいので。

次にバックラッシュの計測です。

上の状態で続けて1976STEPをIN、OUTさせてズレた値を2で割ればでます。

が、ずれませんでした (^_^)v

タカハシのラック&ピニオンは素晴らしい!! 

組立精度もすばらしいのでしょう。

触ってはいけないというオーラが望遠鏡から出ています。 (笑)

Soft_con3

このコントロールソフトはとても使い易いですね。

Soft_con

こんな温度補正機能もありです。

私の望遠鏡はF=1100mmなので金属部分だけでも10℃で253μm伸縮します。

で、これは有り難いのです。

フォーカスMAXなどでオートフォーカス後にJRさんソフトを使います。

ASCOMで同時に使えるともっといいのですが。

ついでにオートフォーカスソフトも組み込むと....完璧!

有償でもいいですから。

って言うのは簡単ですね。

明日から梅雨入りみたい、今晩は雲多いし....

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望遠鏡から下りるのは電源1本と水冷チューブ2本だけにしたい。

で、今考えているのは

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コレです。

NET.USBに無線LANを組み合わせて安定性のテスト中です。

写真のToucamは時々再起動させないと画像が更新されませんでした。

USBメモリーなどはOK。

今度はCCD、導入ドライブ、ビデオキャプチャーなど全て繋いでテストしてみます。

これができればUSBを無線でとばし室内から楽々撮影となります。

もちろん、赤道儀に全て載せるので望遠鏡から下りる配線は1本と水冷チューブ2本となる訳です。全て載せるといっても非常に軽いので問題ありません。

むしろ ケーブルが引っ張られないか とか気にしなくてすみます。

以前はSX-2000WGという無線USBを試しましたが、フル装備だとSBIGが認識しませんでした。

ToucamなどのUSBカメラは問題なかったのですが。

とやりたい事、盛り沢山です。

今の状況を整理すると

1.SBIGの冷却強化→外気温-60℃以上までOK結露なし(氷入り) 夏場対策に冷却水容器を保冷容器に変更して1晩大丈夫かを確認する。

2.自動導入後CCDに対象が載らない場合は電子ファインダーで映像見ながら手動導入できる。Hαもなんとなく写るので導入や構図までに時間がかからない。 これで見るだけでも結構楽しかったりする。

3.全てを無線化して楽々遠隔操作→実験中 今は屋内までLANケーブル仕様。リモートデスクトップはノートの画面小さくて嫌なので。

4.MaximDLのピンポイントLEを使ってみたい。このソフトで導入するとロテーターの同期もとれるらしい。THE SKY6のロテーター同期はPinpointのフルバージョンが必要でhttp://www.aagware.eu/aag_software.htmに使えそうなソフトがある。

5.自動導入ドライブNS-5000でMAXIMDLとTheSky6の同時利用で私のケースではASCOM経由で不安定だったためRS232Cを2ポート使用することで回避できたが、The Sky-controlled Telescopeのドライバを選択すると1ポートで安定動作可能となった。

6.自宅にドームの建設→全て自作とする。 これはまだ当分先...というか夢。もうちょっと景気がよくならんとねぇ~。 ま、図面だけは引くとするか。 定年後にも...と言うか定年が無いよぉー!! 金が貯まった時を定年とする。 来ないかも?

梅雨の間にゆっくりとやるとしよう。

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ロボフォーカス互換 その2

やはり誘惑には勝てません。

歯車を大きくして金属製のものと交換しました。

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歯数は120:30 モジュール0.5で、ハーフステップ駆動で7.5911㎛/step

15mm移動で1976step、バックラッシュは計測上ゼロでした。

トルクは8kg・cmとなり1ステップ動作が可能となりました。

さすが高精度なギヤーだけあってバックラッシュを殆ど無しでも抵抗はありませんでした。

これでオートフォーカスの精度にも期待が持てそうです。

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ロボフォーカス互換

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ステッピングモーターが脱調している様でこの度モーター交換となりました。1ステップ0.9度 42mm角 370gのモーターです。モーター5040円とブラケットが990円で送料0円消費税を加えた合計が6332円でした。ギヤードタイプはこれよりモーターの短いタイプ(トルク小)で14000円ぐらいします。ギヤードモーターのトルクは減速機側で制限されていますのでどれが使えそうが迷ってしましまいます。このタイプのギヤードがあれば購入していたのですが。

もう1つ大きくなると60mm角750gで重くなるのがいやですね。トルクは格段にUPしすぎとなります。値段は14000円弱で小さいのとあまり変わりません。 このモーターの特徴としては起動時にカッと動く所です。良いのか悪いのか?専用ドライバーでは違うのかもしれません。

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今までと同様にダイレクトに接続してバックラッシュを無くそうという考えでした。

所が、トルクを1桁間違えていました。

1ステップ当たりの動きは大きく、途中で止まってしまいます。(T_T)

実は、タカハシの1/7微動装置がトルクを食ってしまい微動を駆動させなければ元々のモーターでも良かったみたいです。

しかしせっかく購入したので何とか使いたい...精度も良いみたいだし。

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で、ラジコンカー用のギヤ-が手元にあったのでこれを加工してくっ付けました。22/78の減速比です。わずかに芯ぶれがあるのが残念です。0.2mmぐらい。ピント近くでギヤどおしの当たりが良い部分を使う事にします。ギヤーの精度が悪いと言っても1000ステップ前後に動かしてもノギスではよく分からない誤差です。

大きい方の歯車はプラ製なので歯車どおしをバックラッシュ無しまで密着させても、それほど負荷は増大しないのがプラ製の良い所でしょうか。

現状では1ステップのみの動作は負荷に弾き返されて無理の様です。8.63㎛/1stepで1回の動作は2ステップから使えました。

どうしても1ステップ微動動作したくなった時は鋼製の減速比の大きいやつに交換しトルクアップさせます。

フォーカサーBOX内の電球はICを暖める為のものです。外気温が0℃近くなると動作しなかったので12V電球で暖めています。 今は低温対応チップにて”ようこそくわな星空へ”さんで配布されています。マイクロステップ等が使えない以外は全く本家と同じです。

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フェローテックからペルチェが数日前に届きましたので冷カメ再開です。受注生産品で今度のはエポキシシール(+300円)がしてあります。これでペルチェ本体の強度は格段にUPします。 (前回不均等な締付というかネジを緩める際にペルチェを壊したもので) ただし耐熱限界は80℃となります。 廃熱側は夏場でも30℃弱なので問題なしです。

今回のは吸熱22Wで前回の物より4WほどUPしています。ここで扱っている3段ペルチェの中では最強品です。しかし電流も2Aほど上がって6Aとカタログ上ではなっています。使ってみないと分かりませんが、今まで色々使ったペルチェから言うと必ずしも消費電力は上がっていませんでした。 12Vでいつも4.2A程度でした。安定化電源はいつも14Aの物を使っていますので電流不足ではないと思います。定格が18.3V/6Aなので消費は12V/4A程度ではないでしょうか?

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